2006年12月25日月曜日

パリ ルーブル美術館などの魚

クリスマス前から正月にかけてパリに2週間近く滞在した。数日をルーブル美術館巡りだけに費やすことが出来たので館内で魚をモチーフにした美術品を探した。グルメなお国柄か、釣りの魚と言うより食材としての魚の絵画は多かったが、釣りをしているものは極少だった。古代モノではアクセサリーやお祈りにでも使ったのであろうか、小さい細工物が散見された。豊漁や好天を願う気持ちは今も昔も同じということ? ルーブル以外には印象派中心のオルセー美術館にはジャポニズムやシノワズリー的な皿が隅の部屋に数点、哺乳類剥製が列を成す進化大行進展示で有名なパリ国立博物館でも、魚類展示はノコギリザメ、バショウカジキ、メガマウスなどと奇をてらった数点だけの展示。マルシェでは鮮魚もあるがエビ、カニ、貝、ウニが目立ち、季節柄かジビエ料理に使う野鳥や獣が食材として軒先からがぶら下がっていたので、博物館気分で胸が一杯になってしまった・・・。古風な個人商店が軒を連ねるパサージュでも魚グッズを探してみたが、ステッキ、ペンダントヘッド、ドールハウスの料理皿などに極少し見られた程度だった。
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